アルビレックス新潟はファジアーノ岡山と3-3で引き分けた。1-3の後半28分、途中出場のFWフランシス(28)のリーグ戦初出場初得点で1点差にすると、後半ロスタイム、フランシスの2得点目で追いついた。順位は9位に後退したが、アウェーで貴重な勝ち点1を手にした。

新戦力フランシスがチームを救った。1点目はコーナーキックの混戦からラッキーな形での1点。同点ゴールは球際の強さ、反応の速さを発揮した。試合終了間際は、スローインのこぼれ球を右足で押し込んだ。

この試合が第6節FC町田ゼルビア戦以来、2試合目のベンチ入り。公式戦のピッチに立ったのは来日初だった。後半9分、FW田中達也(36)に代わって出場すると、エネルギーを吐き出すように3本のシュート。その中で2得点。片渕浩一郎監督(43)の采配に応えるとともに、切り札として名乗りを上げた。