FC東京が柏レイソルに勝ち、勝ち点を6に伸ばした。多くの主力組を起用した東京が前半から流れをつかむも、前半40分すぎにアクシデント。

日本代表DF室屋成がゴール前でクロスに対処した際に相手選手との接触で負傷し、担架でピッチ外へ運び出された。左足首を痛めたとみられる。代わってDF小川諒也が右サイドバックに入った。

長谷川健太監督の采配が当たった。右サイドで先発したMF大森晃太郎と左サイドに入っていたMFナ・サンホの位置を後半から入れ替えた。すると5分、大森のクロスにナ・サンホが頭で合わせて先制に成功した。

後半終了間際には途中出場のFWディエゴ・オリベイラがFWジャエルのロングパスを受けて自ら持ち込み、左足で決めて追加点。試合を決定づけた。

また19日のリーグ第8節アウェー広島戦(1○0、Eスタ)でベンチ外となっていた17歳MF久保は後半32分から出場し、実戦復帰した。