アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)連覇を掲げる鹿島アントラーズは、決勝トーナメント進出をかけて“暑さ”と戦う。

ジョホール・ダルル・タクジム戦(8日、マレーシア・ジョホールバル)に向けて5日、鹿嶋市内で練習を実施。サッカーファンにおなじみのジョホールバルはマレーシア南端の町で、最高気温32度とかなりの暑さが予想されている。

直近のリーグ戦では前線からの連動した守備で気持ちよく勝利した鹿島だが、暑さを見越して体力を消耗しすぎない戦い方が求められる。DF犬飼智也は「全部が全部(ボールを)取りに行くことも難しいと思うので、行く、行かないは、後ろの声、自分の声で判断してやれたら」。DF安西幸輝は「暑さがあり全部がフルで(奪いに行くこと)は厳しいと思うので、考えながらやりたい」と、体力の配分を考えた試合運びをポイントにあげた。