クラブワーストタイの6連敗と危機的状況にあるヴィッセル神戸のFWルーカス・ポドルスキ(33)が、選手の奮起を促した。

神戸空港で13日、スカイマークが14日から就航する「ヴィッセルジェット」のお披露目会にFWダビド・ビジャ(37)、DF西大伍(31)と参加。笑顔を振りまいたが、チーム状況の質問に表情は一変。厳しいチーム状況に「我々は前に進んでいかないといけない。努力することはもちろん、今はしゃべる時ではなく、ピッチで表現しないといけない」と熱く語った。

自身は右太もも裏痛の影響もあり、3試合連続のベンチ外。もどかしい思いは当然ある。

「選手はまず自分のことを考えなければいけない。最高のパフォーマンスでチーム全体をよくするのは当然のこと。監督が何を言おうが、ピッチの上で表現するのは選手。責任を持ってプレーしないといけない」。次節18日の横浜F・マリノス戦で、連敗脱出の救世主となるべく仕上げていく。