横浜F・マリノスが敵地で湘南ベルマーレに快勝し、勝ち点を27として暫定2位に浮上した。

FW仲川輝人が1ゴール1アシストの活躍で勝利を呼び込んだ。まずは前半12分、FWエジガル・ジュニオの先制点を演出した。右サイドから抜け出して浮き球のパスを受け、絶妙なタイミングでゴール前へ折り返した。

追いつかれて迎えた後半18分、今度は自ら勝ち越し点を奪った。FW遠藤渓太からの左クロスがゴール前でルーズボールとなって浮いたところにいち早く反応。「早く触ることだけを考えた」と高い位置にあるボールに体勢を崩しながら右足で合わせた。「渓太が余裕を持って中を見ていたので、自分には(クロスは)こないだろうと。こぼれ球への準備はしていた」と、抜け目ない嗅覚が生きた。

終盤の湘南の攻勢を最後までしのいだ横浜が勝ち点3を手にした。