川崎フロンターレはコンサドーレ札幌と引き分けに終わった。途中出場のFW小林悠(31)の今季5得点目で同点に追いつき、11試合連続で不敗になったが、30本近いシュートでわずか1得点と消化不良の内容だった。

川崎Fは前半27分、MF長谷川竜也(25)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。だが、キッカーのFWレアンドロ・ダミアン(29)が止められた。札幌はFWジェイ(37)がペナルティーエリア内でファウルを受けて獲得したPKをFW鈴木武蔵(25)が冷静に左隅に決め先制した。

川崎Fは後半開始から、レアンドロ・ダミアンに代わり主将のFW小林悠(31)を投入。川崎Fは敵陣に押し込み続け、後半24分、MF家長昭博(33)のグラウンダーのクロスに小林が右足で流し込んだ。相手GKが触り、セーブされたかに見えたがボール2つ分、ラインを割った。

5月17日の浦和-湘南で湘南DF杉岡のゴールを認めず処分を受けた山本雄大主審が笛を吹いたが、今回はしっかりゴールインを認めた。川崎Fは札幌の執念の守りに追加点が奪えず、引き分けで試合が終了した。