勝ち点24同士の上位対決は引き分けに終わった。序盤から圧倒的な攻撃力を誇る名古屋グランパスのペースだった。だが大分トリニータは体を張った堅守からカウンターで先制した。耐えに耐えて迎えた前半37分、大分は速い切り替えからFWオナイウ阿道(23)が2戦連発の今季5点目を決めた。

一方、名古屋は負傷離脱から3試合ぶりに先発復帰したFWジョー(32)を軸に猛攻を続け、1点を追う後半8分に追いついた。左クロスをDF宮原和也(23)が滑り込みながら押し込んだ。両チームともに4試合ぶりの勝利はならなかった。