昨年準優勝のJ1ベガルタ仙台は、ユアスタでの公式戦不敗を10に伸ばした。FWハモン・ロペス(29)、MF石原崇兆(26)がともに2ゴール。

FC大阪を4-1で下し初戦を突破した。

左サイドを果敢に攻めた。前半から石原崇がエンジン全開。得意のドリブルで好機を演出した。前半10分、その石原崇が放ったシュートのこぼれ球をFWハモン・ロペスが押し込み先制。同45分に追いつかれたが、すぐに取り返す。後半2分、石原崇に待望の移籍初ゴールが飛び出し勝ち越し。同28分、スルーパスに抜け出したハモン・ロペスが冷静に流し込んだ。同31分には石原崇も続き試合を決定づけた。また2日に加入が発表されたポーランド人GKスウォビィクも観戦し、勝利を見届けた。

仙台は昨年、天皇杯決勝に進み、初タイトルに王手をかけた。しかし、埼玉スタジアムで浦和に0-1で敗れ、あと1歩届かなかった。6日にリーグ後半戦がスタートする。舞台はあのときと同じ浦和の本拠・埼スタ。公式戦未勝利の敵地でリベンジを誓う。【山田愛斗】