首位FC東京がベガルタ仙台に競り勝ち、勝ち点を48まで伸ばした。

決勝点は後半15分だった。FW永井謙佑がゴール前へのロングパスに反応し、持ち味の快足をとばして疾走。DFシマオ・マテがたまらず足をかけ、PKを獲得した。FWディエゴ・オリベイラは正面に蹴って止められたが、GKスウォビクに規則違反があったとして警告が出され、やり直しに。2度目は右上に蹴って成功させた。

仙台には長谷川健太監督が昨季に就任して以来、公式戦1分け6敗だった。相性が悪かった相手にホームで売りである堅守速攻を存分に見せ、堂々と勝ち点3を手にした。

2位鹿島アントラーズとの勝ち点差は7と盤石の首位固め。8月下旬からはアウェーでの8連戦が控えている。少しでも多くの貯金を作りたいところだ。