鹿島アントラーズが名古屋グランパスから期限付き移籍のFW相馬勇紀(22)の移籍初ゴールで勝利した。

後半、途中出場すると、同26分に右サイドからドリブルでしかけて中央へ切り込み、そのまま左足で強烈なシュート。ボールはゴール左隅に突き刺さった。

「うれしかった。これでアントラーズの一員になれた。名前を知ってもらえるいい機会だった」と声を弾ませた。

それでも相馬は「最後まで守り抜いて勝てたことが一番大事」とチームの勝利を最大の喜びにあげた。

「これからも、チームの競争意識を高めるためにも、スタメンはもちろん、下からの突き上げをどんどんしてアピールしていこうと思う」。ゴールという結果をスタート地点にして、ますますチームでの存在感を増していくつもりだ。