J1清水エスパルスは、サッカー教室開催などで交流してきたタイで、クラブとして初の取り組みを行った。このほど、クラブの既存スポンサーで、タイに事業展開している企業を中心に集め、現地でビジネスマッチング交流会を実施。クラブ関係者や鈴与タイランド、清水銀行など24社39人が参加した。

講演会を行った元日本代表DF森岡隆三氏(現清水ヘッドオブコーチング、43)は「アジアの市場はどんどん発展している。ビジネスの観点からもチャンスが広がっていければと思う」と話した。交流会を通じてクラブとの関係をより強固にすることも目的の1つ。現地では業務提携を結ぶタイのポリス・テロFC幹部とも懇談した。

昨年は現地の子どもたちを対象にサッカー教室を行い、清水のスクール生は現地でキャンプを実施。今後も継続して交流を図っていくという。