北海道コンサドーレ札幌が名古屋グランパスを下し、リーグ戦5試合ぶりの勝利を挙げた。完封勝利は清水戦(8-0)以来7試合ぶり。

札幌は前半35分、先制した。左CKをMF深井一希(24)が頭で合わせてゴールネットに突き刺した。今季リーグ戦1号をマークした。

1-0で折り返し、後半10分、名古屋は決定機を逃す。FKからMF米本拓司(28)がシュートを放ったが、ポストにはじかれゴールを捉えられなかった。

同23分、札幌FW鈴木武蔵(25)がペナルティーエリアへ進入すると、名古屋DF吉田豊(29)に倒され、PKを獲得。

同24分、吉田にレッドカードが出されて退場した。

同26分、鈴木がPKを決めて2点目を追加。今季10ゴール目でチーム単独最多となり、2年連続2ケタ得点に到達した。

同41分、札幌が3点目を奪う。前線でパスを回し、MFルーカス・フェルナンデス(25)がゴール。今季加入のブラジル人が、リーグ戦初得点を記録した。

1人少ない数的不利の名古屋は反撃できず、2連敗で8試合連続勝ちなしとなった。