J2アルビレックス新潟の激励会と必勝祈願が12日、新潟市内で午前と午後の2部構成で行われた。アルベルト監督(51)をはじめ選手、スタッフらが出席、約2300人のサポーターと交流した。クラブを代表し、是永大輔社長(42)が「チーム、サポーターがひとつの“かたまり”になって進みましょう」とあいさつした。今季10番を背負うクラブ生え抜きのMF本間至恩(19)は「背番号に恥じない活躍をして、チームを勝利に導くゴールを決めたい。新加入の選手が多いので、高知キャンプで各選手の特徴をつかみたい」と意気込みを語った。

アルベルト監督がほれ込み獲得に動いた、19年インドリーグ26得点の新外国人FWのペドロ・マンジー(31)は、監督からゴールに加え前線からのハードワークを求められたことを明かした。そして、自分の特徴について「ポストプレーやボックス内での得点力を見てほしい。個人で打開するというより、周りの選手との連係で能力が生きる」とアピールした。サポーターの熱い期待をじかに感じたマンジーとプロ2年目でエースナンバー「10」を背負う本間ら選手は、新シーズンに向けて気を引き締めるとともに、J1復帰への思いを新たにした。【小林忠】