北海道コンサドーレ札幌は31日、1次キャンプ地のタイから帰国した。DF進藤亮佑(23)が17日間を振り返り「充実したキャンプだったけど、僕らはボンヤリじゃなくてどこが足りないかわかっていないと痛い目にあう。まだまだ発展途上」と気を引き締めた。現地での練習試合は3勝1敗で15得点8失点。「去年と同じ形でやられている場面もあって、全く成長が見られない。まだまだ変わっていない」と守備の課題を口にした。

日の丸も意識してシーズンに備える。昨年は日本代表に初選出された。普段はセンターバックの右だが、異なる代表の布陣に対応するため「3バックの全位置、4バックの中央をできることを示したい」と意欲的だ。チームは3日から第2次沖縄キャンプがスタート。「細かいところをしっかり、自分にもチームメートにも厳しくやっていきたい」。貪欲に高みを目指していく。【西塚祐司】

◆札幌の今後の予定 2月2日まではオフ。3日に沖縄入りし、第2次キャンプが金武町でスタートする。6日にJ2琉球と練習試合を行う。第3次キャンプは11日から熊本市で開始。16日に今季初の公式戦となるルヴァン杯アウェー鳥栖戦、22日にリーグ開幕戦のアウェー柏戦を迎える。