ヴィッセル神戸FW古橋亨梧(25)が5日、今季目標に15得点と2桁アシストを掲げた。

チームは今季初戦となる8日の横浜F・マリノスとのゼロックス杯(埼スタ)に向け、神戸市内で非公開で調整した。

昨季はダビド・ビジャの13得点に次ぐ10得点をあげ、8アシストをマークした。さらなる飛躍が求められる中、「まず15得点。アシストも2桁したい」と意気込み、ゼロックス杯に向けても「タイトルをとれる重要な試合。チームが勝てるよう、しっかり戦いたい」と話した。

昨年11月には、W杯アジア2次予選の日本代表に初招集された。今年も同予選を含め、重要な試合が控える代表入りへアピールするためにも、クラブでの活躍は必須となる。始動から別メニュー調整が続いていたが「チームも自分も切り替えていい方向に向いている。全員がひとつになって戦いたい」と言った。

レギュラーを手に入れたとは思っていない。「気を抜いたら、このチームはいい選手がそろっている。危機感がなくなると、自分は終わってしまう。気は抜かずにいる」。あらゆるキャリアアップへ、勝負のシーズンがゼロックス杯から始まる。