J1清水エスパルスFW鄭大世が2日、36歳の誕生日を迎え「最低でも40歳までは現役を続けたい」と宣言した。静岡市内で行われた練習後に取材に応じ「もうめでたくないよ」と笑ったが「まだ36歳。体も動くし、コンディションも上がっている」と充実した日々を送る。

プロ15年目。2015年(平27)夏に清水へ加入し、今季で在籍6シーズン目を迎えた。自身にとって最も長く在籍するクラブとなり「清水への愛着は誰よりもある。ずっとここに居たい」と強調。昨季はケガの影響もあり、加入後最少となる公式戦2得点に終わった。「試合に出てこそ。FWは結果が全て」と、今季に懸ける思いは強い。

ボールをつなぐ、チームの新スタイルにも素早くなじんだ。「ボールに絡むことが大事。チャンスもたくさん作れているし、手応えはある」。年男のストライカーは、今季を逆襲のシーズンにするつもりだ。【古地真隆】