J2ザスパクサツ群馬は1日、DF舩津徹也(33)がPCR検査を受け、新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを発表した。

クラブ公式ホームページによると、舩津は回復傾向にあるという。トップチームは感染拡大防止のため、当面の間は活動を停止し、自宅待機に。他の選手やスタッフらから疑いのある症状は訴えられていないが、保健所の指導を仰ぎながら濃厚接触者の特定などをして拡散防止に努めていくとした。

舩津はクラブを通じて「今回はファン、サポーターの皆様、クラブ関係者様、スタッフ、全選手、その家族や友人、関わる全ての方々にご迷惑とご不安をかけしてしまい、本当に申し訳ありません。コロナウイルスは、ニュースで毎日目を通してきて、一人の人間として、サッカーに関わる者として、できる限りの予防、対策をしてきました。しかし、今回このようなことになり、周りにどれだけの迷惑がかかるのか計り知れず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今は他の方々に感染が拡大していないことを心から願うしかできないです。重ね重ねではございますが、多くの方々にご不安やご心配をおかけしてしまっていることを心からおわび申し上げます。大変申し訳ございません」とコメントした。

クラブ公式ホームページで公表された、舩津の経過および症状は以下の通り。

◆3月26日 

夜に発熱感と倦怠(けんたい)感を覚える

◆同27日 

朝の体温測定で37・1度の発熱と倦怠(けんたい)感があったためトレーニングを欠席。午後6時半時点での体温は38・3度まで上昇。

◆同28日 

起床時点での体温は37・6度。午後0時ごろにチームドクターの勤務する群馬県内の病院にて受診。夕方時点での体温は37・4度。

◆同29日

起床時点での体温は36・9度。夕方時点での体温は37・1度。倦怠(けんたい)感が残る。

◆同30日

起床時点での体温は36・5度まで低下。倦怠(けんたい)感が少し残り、喉が痛くたんが少し絡む症状。チームドクターに相談し、午前11時ごろに群馬県内の病院にてPCR検査を受ける。夕方時点での体温は36・8度。

◆同31日

起床時点での体温は36・5度。同日午後10時ごろPCR検査の結果、陽性判定。

◆4月1日

起床時点での体温は36・6度。