ヴィッセル神戸は25日、神戸市内の練習場でチーム練習を再開した。

新型コロナウイルス感染防止のため、「密」を避けるべく、4グループに分けて2面のグラウンド両方を使い、時間帯も分けた。クラブハウスも使用禁止で選手は駐車場から直接、グラウンドに入り、飲料のペットボトル共有はせず、練習着の洗濯も各自が自宅で行うなど徹底した。

練習後、オンラインの取材に応じたトルステン・フィンク監督(52)は「サッカーの形は作り上げている。(しばらくスタジアムに)来られないかもしれないが、サポーターを魅了するサッカーをしたい。まだ完璧ではなく守備の面で上達しなければならないし、セットプレーでもバリエーションを増やせるようにしたい」と再開を見据える。

さらに今後に向けて「これからが大事。医療の専門家のアドバイスを得て、ルールを守って、安全にサッカーができるように。われわれは手本になるようなクラブになりたい」と引き締めた。