セレッソ大阪ロティーナ監督(62)が16日、レギュラー増員で過密日程を乗り切る考えを明かした。

大阪・舞洲での練習後にオンラインでの取材に応じた。前日15日に発表された再開後の日程に「とても厳しいカレンダー」と話し、「通常は14~15人でリーグ戦を戦うが、今年は週中も試合が多い。18~20人が継続的にプレーしてリーグを乗り切っていくことになる」と構想を明かした。

13日には非公開で練習試合を行った。「ポジティブな週だった。ほとんどの選手がプレーに適応することができた。できていること、できていないことを教えてくれた有用な試合だった。坂元(達裕)に打撲があったが、リーグ戦には間に合う」。

再開初戦のガンバ大阪とのダービーに向けては「ダービーはいつも美しくあり、特別なもの。お客さんが入る試合で(無観客は)残念だが、画面(映像)を通じて見てくれる人がいると信じてやるしかない」とあらためて気合をこめた。