東京ヴェルディがロスタイムに東京五輪世代のMF藤本寛也のPKで追いつき、町田ゼルビアと引き分けた。

「ウイズ・コロナ」のリモートマッチ。東京Vのホームで、バックスタンドの座席が緑色に装飾され「VERDY」の文字が描かれ、試合開始直後やコーナーキックなど東京Vのチャンスに、サポーターの声援や応援チャント(歌)を流しホーム感を演出した。

町田は前半3分、FW平戸太貴がペナルティーエリア手前左からミドルシュートを決め先制した。

その後、東京Vが高いボール保持率で反撃。敗色濃厚の中、東京Vは途中出場の日体大卒の新人FW山下諒也が、ペナルティーエリアでファウルを受けてPKを獲得。これを主将の藤本が冷静に決め、ドローに持ち込んだ。今季加入のFW大久保嘉人はベンチ外だった。