FC東京は今季ホーム初戦で川崎フロンターレに0-4の完敗を喫した。

前半17分にMF大島僚太に強烈なミドルシュートを浴びて先制を許す。その後も速いテンポでボールを動かす相手に手を焼いた。続く23分、右サイドをDF山根視来に突破されると、ゴールライン際から出された高速クロスをFWレアンドロ・ダミアンにヒールで合わせられて追加点を奪われた。さらに28分、45分と続けてFW長谷川竜也に決められ、前半だけで4失点。早々と大勢が決してしまった。MF東慶悟主将は「先制点、5分後に2点目を取られて、精神的にも難しい試合になった」と振り返った。

ベンチスタートだった日本代表DF室屋成、MF橋本拳人ら主力格を後半から投入。チャンスを迎える場面もあったが、最後までゴールは割れなかった。長谷川健太監督は「球際で軽さがあった。寄せも甘いところがあった」と厳しい表情だった。

川崎Fには昨季もホームで0-3で完敗していた。苦い思いをさせられた相手に雪辱を期したが、またも力の差を見せつけられる形となった。