横浜FCは浦和レッズに敗れ3連敗となった。

どんな相手も真っ向勝負で立ち向かうも、18日の川崎川崎フロンターレ戦で5失点、前節の横浜F・マリノス戦で4失点と守備が崩壊。今節はゲームを落ち着かせる狙いでMF中村俊輔を先発起用した。

下平監督の狙い通り、中村のゲームコントロールが光り前半を0-0。後半頭から中村を下げMF松浦を投入し得点を狙いに行ったが、後半7分とロスタイムに失点。ボール保持、シュート数と浦和と互角に渡り合ったが、1点が遠く2戦連続で無得点に終わった。

下平監督は「後半、簡単な失点をしてしまった」と悔やみ「選手交代を含めて取り返しに行くパワーは出せたが、最後の所で得点が取れていない。ここ2試合無得点。負けても点は取っていきたいのはある。いい時間もあるので、3連敗ですが選手たちを励まして続けていきたい」と総括した。

MF佐藤は中盤の底で攻守に奮闘したが、結果を出すことはできなかった。得点が遠いことに「最後の局面だけだと思う。そこがJ1とJ2の違い。うちが勝っていくためにはその局面をどう打開するか、決めきる所を決める力を身に付けていかないと。若い選手が多い分、いい意味で経験の場でやれている。チームとしても個々でも成長していければ」と前向きに話した。