チーム内に新型コロナウイルス感染者が出た影響で、前節広島戦(7月26日)が中止となった名古屋グランパスが今季初黒星を喫した。

3連勝で乗り込んできた柏レイソルは前半10分、FWオルンガが左サイドから仕掛け、こぼれ球をFW江坂がシュート。だが、名古屋DF中谷が体を投げ出し、先制点を防いだ。名古屋は同39分、FW金崎が頭でシュートを放ったが、ゴールの枠を捉えられなかった。

0-0で迎えた後半26分。柏はオルンガが一瞬のチャンスを逃さなかった。江坂が浅い位置から送った浮き球のパスに反応。ショートバウンドに左足裏を合わせ、今季9得点目で先制した。後半ロスタイムは6分となったが、最後まで集中力を維持し、敵地で4連勝を飾った。