セレッソ大阪が湘南ベルマーレを1-0で下し、敵地で貴重な勝ち点3を獲得した。

後半25分、MF坂元達裕が、FW奥埜博亮との絶妙なワンツーでゴール前に走り込むと、追ってきた相手DFに倒されPKを獲得。元日本代表MF清武弘嗣(30)が、ゴール右隅へ冷静に決めた。

前半は決定機を作れなかったが、後半には修正。より前へ-と、攻めた結果、生まれた得点だった。今季初ゴールを決めた清武は「引き分けが続いていたので、本当に勝ち点3がほしかった。タツ(坂元)が蹴ると思っていたが、サーッといなくなったので自分が蹴りました。去年も湘南で決めているのでよかった」と満足げに話した。

後半での修正点についてロティーナ監督(63)は「プレースピードと、縦への意識を強く持った。それで時間とスペースが生まれた。タツについては、働きに満足している。守備の貢献もしてくれている」と評価していた。