すでに突破を決めていた柏レイソルは大分トリニータに3-1で勝ち、3連勝で1次リーグを終えた。

スコアレスで折り返した後半11分に途中出場のFW細谷真大(18)の得点で先制すると、同13分にはゴール前で細谷のヒールパスに反応したDF北爪健吾(28)が追加点。同25分にはまたも北爪が右クロスに頭を合わせて突き放した。

終了間際に1点を返されたが、8日の横浜とのリーグ戦から先発全員を変更する中での快勝。ネルシーニョ監督は「拮抗(きっこう)した展開だったが、それぞれが与えられた役割をしっかり遂行してくれた」と振り返った。公式戦初出場で1得点1アシストと結果を残した細谷については「彼の最終ラインでの駆け引きが相手の組織的な守備にギャップを生んでゲームを支配し始めた。こちらの要求することを理解してピッチに入ってくれた」と評価した。