C大阪MF西川潤(18)がプロ初ゴールを決めた。柏戦で2-0の後半42分、柿谷からの浮き球に思い切り左足を伸ばす。詰めてきたGKの頭上を越える技ありゴールで3点目を奪い、勝利を決定づけた。6戦負けなしとしたチームは、2位に浮上した。

「(柿谷)曜一朗くんがドリブルできて裏が空いていると思った。いいボールがきて合わせるだけでした」と記念の“1号”を振り返る。7月に左太ももの負傷で約1カ月の離脱。「けがもあって試合に出られず悔しさがあった」と話す一方、「必ずプラスになると信じていた」。復帰した5日のルヴァン杯浦和戦でも決勝アシスト。非凡な才能を発揮し、チームを勝利に導く仕事をした。

ロティーナ監督も「満足している」と評価した。バルセロナやフランスの名門リールなど海外の強豪クラブも注目する逸材レフティーが、Jリーガーとして真の1歩を刻んだ。