ベガルタ仙台はアウェーでセレッソ大阪に1-2で破れた。昨季、木山監督率いるJ2モンテディオ山形でプレーしたMF坂元に1ゴール1アシストの強烈な「恩返し」を受けた。0-1の前半ロスタイム、MF浜崎のCKからDF蜂須賀が、打点の高いヘディングで同点弾を決め折り返したが、後半に勝ち越された。

今季初めてセットプレーから得点が生まれた。地元大阪出身で3戦連続先発中と好調の浜崎が、正確な右足からアシストを決めた。左CKでファーにピンポイントのボールを供給。相手と競り合いながら飛び込んだ蜂須賀が頭で突き刺した。

後半2分には相手GKのミスからFW西村がボール奪取。シュートまで持ち込んだが、GK正面で逆転の絶好機を逃した。1度は追いついたものの、2位に地力の差を見せつけられた。次戦は29日にアウェーでサンフレッチェ広島と対戦する。