ジュビロ磐田は3試合ぶりの白星を挙げた。アウェーでアルビレックス新潟を3-1で退けた。

前半23分、右クロスをFW中野誠也(25)がヘディングで先制点。同28分にCKからのこぼれ球を押し込まれて失点するも、後半にフベロ監督(46)の采配が的中した。同18分、途中出場のMF藤川虎太朗(22)のクロスが相手のオウンゴールを誘発。再びリードを奪うと、同22分には中野がこの日2点目を挙げて、勝負を決定付けた。

指揮官は4位の相手に対し「勝ちにきた」と大胆な采配を見せた。前節東京ヴェルディ戦から先発9人を変更。GK杉本大地(27)とMFムサエフ(31)を今季初出場させた。後半開始からは3バックを4バックに変更。選手起用とシステムを変える攻めの姿勢で流れを呼び込んだ。今季、先制した試合は7勝1分け。得意の先手必勝で勝ち点3を積み上げた。

▽フベロ監督「今日は決定力が光り、チャンスで確実に決めることができた。非常に大きな勝利だと思う」

▽FW中野(今季初のマルチ弾を達成)「1点目はクロスにいい入り方ができた。2点目は何が何でも決めてやると思った。次もいい準備をして連勝したい」