サガン鳥栖は、横浜FCに快勝し、新型コロナウイルス感染によるクラスター(感染者集団)発生後初となる公式戦を制した。

5試合ぶりのリーグ戦となった鳥栖は、序盤からパワー全開で主導権を握り、前半11分、クロスをFW金森健志(26)が飛び込み、鳥栖初得点で先制した。

再三カウンターを浴びたが、速い切り替えで相手の速攻を阻止。後半36分には、途中出場のFW林大地(23)がカウンターから2点目。同41分、小屋松知哉(25)が、快速ドリブルで持ち込み、相手GKと1対1でダメ押しの3点目を決めた。

一方、横浜FCは、何度もカウンターで反撃した。だがクロスバー直撃や、至近距離からフリーで放ったシュートを何度もファインセーブされるなど1点が遠かった。