リーグ戦7試合連続未勝利の北海道コンサドーレ札幌は9日、敵地でセレッソ大阪と対戦する。

8日、札幌・宮の沢で前日練習を行った。現在3連勝中でリーグ2位の相手との一戦にミハイロ・ペトロビッチ監督(62)は「勝てていない現状でも良い内容のゲームはできている。ポジティブに捉えている。必ず勝機を見いだせると思っている」と話した。

公式戦8試合の8月に続き、9月は同9試合とさらに過密に。この日のミニゲームでは今季まだリーグ戦で先発出場がないMF金子や出場時間の少ないFWドウグラスが主力組でプレー。累積警告で出場停止のFW菅に代わり右太もも裏の肉離れから復帰したMF白井も先発出場が見込まれる。「来年も見据えたチームを作らないといけない」と、指揮官は連戦の中で選手層の厚みを増し、勝利と成長の両輪を求めていく。

チームは現在2戦連続無得点。今季14戦13失点と堅守のC大阪を破るためにもゴールという結果が求められる。ペトロビッチ監督は「ゴールは課題ではあるが、チームとして強くなるためにやるべきことを継続していくだけだ」と自信を見せた。【浅水友輝】