浦和レッズが「先制パンチ」の意識を高め、13日にコンサドーレ札幌とのアウェー戦(札幌ドーム)に臨む。11日にさいたま市内で非公開練習後、大槻毅監督(47)がオンラインで報道陣に対応。

直近3試合がいずれも先制されている状況を踏まえ「選手には『やられる前にやりましょう』ということを言っている。『先にパンチを当てた方がいいでしょ?』と常々、言っている。しっかり試合前から準備して臨みたい」。先制点で主導権を握る展開に持ち込むもくろみだ。

札幌を率いるペトロビッチ監督(62)は元浦和の指揮官。同時期にユースチームを指揮していた経緯もあり、大槻監督は「ミシャ(ペトロビッチ)監督がこのクラブに残した功績は非常に大きいもの。ボクも育成の時、トップを見ながら『どういったものが必要か』と考えた」としつつも「札幌と戦うのであって、ミシャ監督と戦うのではない。純粋にしっかり戦うところを表現することが大事」と気を引き締めていた。