セレッソ大阪MF西川潤(18)が、競争を勝ち抜く闘志を燃やした。

4連勝中で2位のチームは13日の横浜F・マリノス戦(日産ス)に向けて12日、大阪・舞洲で調整。練習後、西川はリモートでの取材に応じた。

けがの影響もあり、今季J1リーグ戦出場5試合はすべて途中出場で通算58分にとどまっている。8月15日の柏レイソル戦でプロ初ゴールも、バルセロナなど海外の強豪クラブも注目するレフティーにとって、満足できないシーズンとなっている。

西川は「求められた時間の中で結果を現せるようになることが大事。チーム内での競争は激しさがある」と話した。同期のFW藤尾翔太(19)が5日の浦和レッズ戦で初出場初ゴールを決めた。「刺激を受けた。同じ世代で競争意識はあります」。

横浜は「自分もお世話になったクラブ」と中学時代、ジュニアユースに所属していた。地元で存在感を示したい思いは強い。

ロティーナ監督が西川が成長痛を抱えていると明かしていたが、「成長してますよ。(プレーに支障は)まったくないです」。身長180センチから、約2センチ伸びたという。あらゆる面で成長した姿を横浜で披露する。【実藤健一】