ガンバ大阪が最下位の湘南ベルマーレに0-1で敗れ、ホーム3連敗となった。最近6試合で1勝1分け4敗と大失速。

キム・ヨングォン、昌子、三浦の日韓代表級による看板3バックではなく、この日はキムを休ませ、23歳の高尾を投入。完封ペースで進めながら後半30分、三浦と昌子の間にダイレクトパスを通され、一瞬のスキから失点した。

失点場面について「もったいなかった」と振り返った宮本監督は、15本のシュートで無得点の攻撃にも「理詰めでやりすぎている。もっと強引で大胆なところがあってもよかった」。最後で決めきれずに2戦連続の無得点に終わった。

FW宇佐美は「後ろが粘り強く守った中で、チーム全体にエネルギーをつけるには点を取らないといけなかった。責任を感じる」と猛省した。各自が“それなりの仕事”をするG大阪だが、勝利とは縁遠いチームになってしまった。【横田和幸】