浦和レッズは約1カ月ぶりのホーム戦勝利に届かなかった。横浜FCから前半だけで2失点を喫し、後半は手堅い相手守備を崩すことができなかった。8月29日の大分トリニータ戦以来、ホームでは1カ月近く白星から遠ざかる結果となった。

左足首関節の遊離軟骨痛から復帰し、約1カ月半ぶりの試合出場となったDF宇賀神友弥(32)は「ホームで勝つことができず、こういう内容で残念。来てくれたサポーターにも申し訳ない気持ち」と表情を曇らせた。

大槻毅監督(47)は「ちょっと前半の内容は我々の問題があった。(負傷治療で)10人の時に取られ、対処の甘さがあったことが最後まで響いて難しいゲームになった」と厳しい表情。

前半は右MF、後半はボランチにポジションを変えて奮闘したMF柏木陽介(32)は「0-2から1点でも奪っていけるのができる選手。まだまだ足りない」と反省していた。