浦和レッズのMF関根貴大(25)が1万人超えの観客増となる4日の名古屋グランパス戦でホームの連敗を止める覚悟を示した。

9月30日のFC東京とのホーム戦は累積警告による出場停止だった関根は1日、埼玉・大原サッカー場でチーム練習に参加した。現在、チームはホームで3連敗中。8月8日のアウェー戦では2-6で完敗している名古屋だけに「ここで借りを返さなくてはならないと全員が思っている」とリベンジ魂を燃やした。

次節から上限7000人から1万8000人と観客が増える。今季は3勝3分け4敗と勝率の良くないホームで、さらに多くのサポーターの後押しを受ける。関根は「ホームの結果と内容に満足していないし、見ている方に申し訳ないと思う。画面越しでしか見られない人のためにもやりたいと」と強い決意。ホームでの連敗を止めるために「キックオフから攻撃的な姿勢をみせないといけない。走って、戦っていくところを出していかないといけない。うまくいかない時も1人1人が意識して良い雰囲気に持っていかないといけない」と危機感十分で出番を待つ姿勢だった。