ガンバ大阪は6日、今季初の5連勝が懸かった7日のサガン鳥栖戦(駅スタ)に向けて、大阪・吹田市内で調整した。その後、選手らがオンラインで取材に対応した。MF遠藤保仁(40)のJ2ジュビロ磐田への期限付き移籍について、選手もコメントした。

入団2年目のDF高尾瑠(23)は「ヤット(遠藤)さんには、よくしてもらっていたので、いなくなって、自分たちのサッカーが変わることはないが、やってきたことをしっかり積み上げたい」と自覚のコメントを出した。

形式ばった惜別の会話はなかったといい、「ヤットさんらしい感じで(磐田に)行った。(これまでは)困ったら何か言ってこいよと言われ、うれしかった。プレー面では何も言われていないんです」と、遠藤らしい人柄を披露した。

MF井手口陽介(24)は、遠藤の存在を「あこがれというより、すごいという印象で僕は入団した。入った今もそう思う」とリスペクトした上で「(遠藤が)ガンバで中心となってすべてのタイトルを取ってきた中で、気持ちとしては寂しい。でも、いなくてもタイトルを取りたい思いもある」と、同じ3列目を担う存在として意気込みを示した。