J1清水エスパルスの5試合ぶり勝利の鍵は、先制点だ。

13日は静岡市内で、14日の2位FC東京戦(味スタ、午後7時)に向けて最終調整。冒頭15分間を報道陣に公開した。

今季は3勝3分け16敗で現在17位。先制された試合は1分け14敗と、リードを許せばたちまち苦境に立たされる。一方、今季勝利した3試合は全て先制点を奪っており、ピーター・クラモフスキー監督(41)は「先制点は非常に重要。チャンスを決めきり、勝ち点3につなげたい」と話した。2月のリーグ開幕戦では東京に1-3で敗れており「我々のパフォーマンスが、どれだけ成長したかを見せたい」と語気を強めた。

3試合連続得点を狙うFWドゥトラ(32)は「状態は良い。苦しい状況でも支えてくれるサポーターに笑顔を届けたい」と熱望。先制点で優位に立ち、今季3度目の5連敗を阻止する。【古地真隆】