Jリーグは13日、第9回理事会を行い、22年度の各リーグのクラブ数について、J1を18クラブ、J2を22クラブ、J3はJFLの結果次第で決定するとした。

Jリーグは今季、新型コロナウイルスの影響による特例ルールとしてJ1、J2からの下位リーグへの降格なしを決定。これにより、来季J1はJ2からの昇格2クラブを足した20クラブ、J2もJ3からの昇格2クラブ(条件を満たさない場合は変動あり)を足した24クラブで行うことになっていた。

しかし、22年シーズンは11月のワールドカップ(W杯)カタール大会開催で約1か月間、リーグ戦が休止することがほぼ決定しており、日程に余裕がなくなることからクラブ数を再考。今季と同じ数に戻すことを決定した。村井満チェアマン(61)は「(下位リーグに)どういう戻し方をするかはこれからの議論。4クラブ(降格)なのか、3・5クラブなのか、さまざまなプランが考えられる」と話した。

また、21年シーズンのJ3クラブライセンス申請クラブの判定結果も発表し、ヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、YSCC横浜、アスルクラロ沼津、FC今治に同ライセンスが交付されることになった。

なお、Jリーグによると今治にはJ2クラブライセンスも交付されているが、J2昇格がかなわなかった場合にはスタジアムの改修を行わない意向を表明しており、その場合、当該スタジアムはJ2基準を満たさず、付与されたJ2クラブライセンスは効力を失うことになるという。