通算40度目の大阪ダービーが実現し、会場となったヤンマースタジアム長居のある長居公園は、大勢の観客でにぎわった。好天に恵まれた祝日の昼すぎ。依然として入場制限があるものの、最大で2万1000人の観客動員を想定。セレッソ大阪がホーム今季最多を記録するのは間違いない状況となった。

盛り上げ役に「浪速の歌姫」こと、歌手天童よしみがC大阪の応援で来場した。試合前には、チームの応援歌「セレッソ大阪アンセム」を歌唱した。「セレッソ大阪、なめたらあかん~」などとマイクで絶叫し、大きな拍手に包まれた。応援ハリセン1万5000本も配布され、ダービーに対する期待感は最高潮に達した。

過去に来場するとC大阪は6勝2分けと不敗神話を持つ大阪・通天閣の「ビリケンさん」もゲストで会場入り。試合前はC大阪の元監督レビークルピ氏(ブラジル)やOBで欧州で活躍するMF香川真司、乾貴士らの応援メッセージが大型映像装置で流された。