ヴィッセル神戸のFW古橋亨梧(25)が14日、15日の湘南ベルマーレ戦(ノエスタ)を前にオンラインで取材に応じた。

10月28日ベガルタ仙台戦で右膝付近を負傷したとみられる古橋は、その後の2試合を欠場し、前節11日のガンバ大阪戦で後半途中から復帰していた。

負傷状況について「言えません、大丈夫です」とだけ語り、現在は今季初の3連敗中で「連敗は事実だし、それを引っ張りすぎずに、ホームにお客さんがいっぱい入ってくれるので頑張りたい。その先に勝利があればいい」と語った。

今回のJ1リーグ戦ホーム2連戦を終えれば、神戸は中断していたACL1次リーグ再開初戦が25日に控えるため、ドーハに向かう。

神戸と同じ1次リーグG組のジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)が、新型コロナウイルスの影響でACLを棄権することになり、同組は神戸と広州恒大(中国)水原(韓国)の3チームだけで争われる。

古橋は「(棄権は)残念」と前置きし「個人としては1試合の中にチャンスはあるので、確実に決めきれば勝利につながる。耐える時間が長くなっても、11人が1つになっていければいい」と、あくまで優勝へ全力を注ぐ。【横田和幸】