J2のJ1昇格争いがアツい。残り5試合、勝負の終盤を迎えている。

コロナ禍で今季はJ1からの降格がなく、J1参入プレーオフも行われない。「J2における年間順位の上位2クラブがJ1に昇格する」という決まり。

昨季はリーグ終了時で6位までのチームに昇格の可能性があったが、今季はたった2枚のJ1切符を巡り、上位は激戦が続いている。

第37節を終え、上位は(1)徳島ヴォルティス(勝ち点77)(2)アビスパ福岡(同73)(3)V・ファーレン長崎(同70)(4)ギラヴァンツ北九州(同59)(5)ヴァンフォーレ甲府(同58)の順。

現時点で、この5チームに、J1昇格の可能性がある。

2日夜の上位の対戦カードは、次の通り。

京都-長崎(サンガS)

徳島-北九州(鳴門大塚)

岡山-福岡(ピカスタ)

山口-甲府(みらスタ)

注目は徳島と北九州の1位と4位の直接対決。北九州は敗れると、昇格の可能性が消滅する。

現時点で1位の徳島は、早ければ6日に待望の昇格が決まる可能性がある。

最速6日に決まる条件は以下の通り(勝ち点差のみを考慮)

<1>徳島が勝ち点6、長崎が勝ち点0

<2>徳島が勝ち点6、長崎が勝ち点3以下

<3>徳島が勝ち点4、長崎が勝ち点1以下

<4>徳島が勝ち点3、長崎が勝ち点0

なお、これにかかわる6日の第29節のカードは次の通り。

水戸-徳島(Ksスタ)

長崎-山形(トラスタ)