INAC神戸レオネッサは12日、INAC神戸の育成組織、INAC東京の大野忍テクニカルコーチ(36)の退任を発表。

同日、大宮アルディージャVENTUSのコーチに就任することが発表された。20年からINAC東京でテクニカルコーチを務めていた。

大野コーチは、99年に日テレベレーザでプロデビュー。14年にはイングランドのアーセナルレディースを経て、15年から17年までINAC神戸でプレーした。19年にノジマステラ神奈川相模原で現役を引退している。

07年に初めて日本代表に選出され、11年のW杯ドイツ大会では、澤穂希や、川澄奈穂美とともに初優勝を経験した。なでしこリーグでは、最優秀選手3回(05年、07年、10年)、得点王4回(07年、08年、10年、11年)、ベストイレブン9回(01年、02年、05~11年)受賞している。

大野コーチはクラブを通じて「未来ある選手たちが目指してもらえるようなリーグを作っていけるように新しい場所で成長してきます」とコメントした。