鹿島アントラーズは名古屋グランパスに0-1で敗れ2連敗となった。後半14分、コーナーキックから相手に強烈なミドルシュートを決められ、その1点に泣いた。

MF和泉、土居が負傷離脱中で、高卒2年目のMF松村優太(19)がプロ初先発。今季4得点のMF荒木遼太郎(19)との両翼でサイドからスピードを生かす攻撃を繰り出そうとした。だが、ボールを奪っても、奪った後のプレーの精彩を欠き、すぐにボールを失ってしまう。MF三竿健斗は後ろ向きなプレーが目立ち、効果的な縦パスが前線に供給されることはなかった。

ザーゴ監督は「開幕からの問題で、守から攻の切り替えで奪い返したボールを簡単に(相手に)渡してしまっている。失点につながったコーナーキックもそこだった。直していかないといけない」と反省を口にした。

指揮官は「サポーターの皆さんに申し訳ない」と頭を下げ「最近ホームで負けてしまうのはふがいない。ホームは後押しをもらっているので、もっと自然体にアグレッシブさを出しながら表現できればと思っている。次の試合で示すことが出来れば」と前を向いた。