鹿島アントラーズの相馬直樹監督(49)が14日、オンライン取材に応じ、「Jリーグの日」にホームで横浜F・マリノスと対戦することへ特別な思いを口にした。

Jリーグが開幕した93年5月15日、相馬監督は早大の寮でテレビで開幕試合を観戦していた。それから28年。今年は鹿島の指揮官として、ともにJ1を主戦場にしている「オリジナル10」の横浜と戦う。「開幕した時の熱狂もあったが、日本の広いところにサッカーが根付いた」と28年を振り返り「オリジナル10で、J1に居続けているクラブ同士が戦えること、ホームで戦えることをうれしく思わなくてはいけない。来てくれた方、見てくれた方に見てよかった、元気をもらったと思えるようなゲームにしたいと思っています」と決意を口にした。

鹿島はクラブ創設30周年の記念企画として、ホームの試合で背番号をテーマにした映像作品「SQUAD NUMBERS~背番号の記憶」を流している。横浜戦は背番号は「9」がテーマで、「9」を背負った黒崎久志氏、日本代表FW大迫勇也、鈴木優麿のインタビューも流れる。歴史をつくったOBの“エール”を受け、横浜に挑む。