ジュビロ磐田は2-0で東京ヴェルディ1969を下し、今季3度目の連勝を飾った。

0-0で迎えた前半39分、セットプレーの流れから均衡を破った。右FKからクリアされたボールにMF伊藤洋輝(22)が反応。左足のシュートは枠を外したが、エリア内でMF鈴木雄斗(27)が左足で合わせた。強烈なシュートでゴール右隅に突き刺し、先制点。今季の加入後15試合目で待望の初ゴールを挙げた鈴木雄は「少し時間がかかったけれど、素直にうれしい」と白い歯を見せた。

後半ロスタイムにはMF山本康裕(31)の今季初ゴールで勝負を決めた。山本康は「ゴールは誰が決めてもいいけれど、2-0で勝てたのがよかった」とチームの勝利を喜んだ。守備も2試合連続無失点でチームは最近5戦負けなし(3勝2分け)。4位を死守したまま上位を追走している。鈴木雄は「1試合1試合勝ちにいくことだけを考えたい」と力を込めた。