ヴィッセル神戸の主将MFアンドレス・イニエスタ(37)が待望の今季初得点をマークした。2-1で競り勝ったアウェー福岡戦の後半35分、勝ち越しのPKに成功。GKの読みの逆をつく右隅へ、完璧に蹴り込んだ。J1での得点は昨年10月10日柏戦以来。「自分が蹴りたいと思った方向の逆に、GKが跳ぶだろうと確信した。うまくいってよかった」。PKを誘う相手ハンドも主将のパスがきっかけ。13日のルヴァン杯浦和戦では今季公式戦初得点を決めており、右太ももの手術から完全復活を印象づけた。

イニエスタと師弟関係を結ぶFW古橋亨梧(26)は、前半2分に電光石火の先制点を胸で決め、クラブでは初の3年連続2桁得点に。「僕1人では3年連続2桁の力はない。みんなのおかげで感謝したい」。今回の日本代表でも全4試合に出場、1得点1アシストの結果を残した。2人のゴールの共演で目標の3位以内が見えた。

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