J2ジュビロ磐田のFW大津祐樹(31)が22日、東京五輪でメダル獲得を目指す日本代表にエールを送った。

この日は磐田市内でのチーム練習に参加。約1時間半のメニューをこなすと、オンラインでの取材に応じた。「日本でできるオリンピックは盛り上がると思う。僕も応援したい」

大津は12年ロンドン五輪の日本代表として戦い、4強入りに貢献した。グループリーグ初戦では優勝候補のスペイン代表を撃破。自身のゴールで勝利に導いた。大津は「初戦で勝てたことがすごく大きかった」と振り返り、「そこが大事なポイントになると思う」と強調した。

ただ、あと1歩でメダルを逃した悔しさも忘れていない。3位決定戦では韓国に敗戦。「僕らはメダルを取れなかったので、日本を背負って金メダルを取ってほしい」と、“後輩たち”に思いを託した。

今季は磐田の一員としてJ1昇格のために全力を注いでいる。チームは現在6連勝中で順位もJ1自動昇格圏の2位。26日はアウェーで5位長崎と対戦(トラスタ、午後2時)する。大津は「相手どうこうではなく、自分たちのサッカーをしながら、自信を持って戦いたい」と言葉に力を込めた。【神谷亮磨】