J1清水エスパルスが30日、大規模な土石流災害に見舞われた熱海市へ義援金を寄付した。

クラブの山室晋也社長(61)とGK権田修一(32)が、熱海市役所を訪問。ホーム試合での募金活動や、チャリティーオークションなどで集まった458万5323円を届けた。受け取った同市の斎藤栄市長(58)は「被災された方々にとっても大きな力になると思う。今回の支援をしっかりと被災者に届けて参ります」と話した。

義援金には、監督や選手、スタッフらの募金も含まれている。山室社長は「1日でも早く日常の生活に戻ることを祈っています」。早期の復興を願いながら、プレーでも被災地を勇気づけるつもりだ。主将の権田は「継続した支援に取り組みたい。そして選手は、プレーで元気を与えることが役目。ひた向きに戦って結果を残し、勇気や希望を届けたい」と決意を示した。【古地真隆】