J2アルビレックス新潟のFW高沢優也(24=前J1大分)が移籍後初ゴールでチームを3試合ぶり勝利に導く。14日のアウェー千葉戦へ備え、13日は聖籠町での最終調整に参加。前節ホーム大宮戦(9日、2△2)で新潟デビューした新戦力は後半途中出場ながら最前線でターゲットとなり、攻撃を活性化させた。高さと強さを併せ持つ“ワイルドストライカー”が相手ゴールへ襲いかかる。
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強烈な左足とヘディングが武器のストライカーが新潟加入2試合目での初ゴールを狙う。この日の練習後、会見に臨んだ高沢は開口一番に「絶好調です!」と笑顔で宣言。J1大分から期限付き移籍し、まだ2週間ほどだが「ゴール前で力を発揮したい。新潟の選手はみんな質が高いし、プレーのすり合わせはできている。得点が奪える位置に入り、結果を残したい」と意気込んだ。
新潟デビューとなった前節大宮戦は1-1の後半30分から途中出場。センターFWの位置に入り、鈴木、谷口と変則的な3トップを形成しゴールに迫った。「やりづらさは感じなかったし(鈴木)孝司さんもいるので、もっとゴール前にクロスを上げてもらえれば、より特長が生かせると思う」。勝利にこそつながらなかったがアルベルト監督も「得点力のある3人が同時にピッチに立つというオプションが増えた。もっと連係が深まれば攻撃面で大きな武器になる」と高沢の加入を喜ぶ。
プロキャリアをスタートさせた19年は当時J3の群馬で17得点を挙げて、得点ランク2位。大分にステップアップした20年はJ1デビュー戦で初ゴールを決めるなどリーグ戦24試合出場で6得点をマークした。「利き足は頭」と言うが強さとうまさも併せ持つ。チームは勝ち点46の4位で、1位京都との勝ち点差は5。猛追に向け、今節は必ず勝利したい。高沢は「うちのサッカーができれば点は取れると思う。ゴール前での仕事に徹底し、勝ちに貢献したい」と頼もしい言葉を並べた。【小林忠】
○…前節大宮戦のゴールで今季10得点目に王手をかけたFW谷口海斗(25)は好調を維持する。千葉戦は相性も良く、前回対戦(5月1日、2○0)では頭と右足で2得点を挙げている。「(千葉は)守備が堅く1対1の強さがあるので、1本1本のシュートを大切にしながらも大胆にミドルシュートも狙っていきたい」と話した。



