浦和レッズに新加入した身長190センチのFW木下康介(26)が22日、オンライン上で入団会見に臨んだ。

東京出身の木下は、横浜FCユースからフライブルク(ドイツ)、FCホンブルク(ドイツ)、ハルムスタッズ(スウェーデン)、シントトロイデン(ベルギー)、スターベク(ノルウェー)を経て、今回がJ初挑戦。10代で世界へ挑戦し、4カ国を渡り歩き、日本に戻ってきた。“逆輸入”版の長身FWは「ヨーロッパに残る選択肢もあったけど、今後、日本代表にも入っていきたいし。総合的なことを考えたら、浦和に入ることがゴールへ向かういいチームだと思って」と話した。

約9年間の海外挑戦を経て、日本へ帰国。FWユンカーとはノルウェー時代、MF関根とはベルギー時代にチームメートだった。異国の地での日々で「ユンカー、(DF)ショルツらとコミュニケーション取るくらいの英語は話せます。ドイツ語もだいぶしゃべっていないけど、ある程度は」。語学力も鍛えられ、“トリリンガル”の一面ものぞかせた。「Jリーグ初挑戦になるので、1歩ずつ頑張っていきたいと思います」とデビューを心待ちにした。